bonitoとguapoの違い|どっちも「かわいい」?使い分け完全解説

スペイン語の単語

スペイン語を学んでいると、「この人、かわいい!」「この服、かわいい!」と伝えたくなる場面が多々ありますよね。でも、そのときに出てくるのがこの2つの単語

  • bonito
  • guapo

どちらも「かわいい」「きれい」と訳されることが多いですが、実は使う対象やニュアンスに違いがあります。この記事では、この2つの単語の違いを徹底的に解説し、実際にどんな場面でどう使えばいいのかを具体的な例文とともに紹介します。

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bonitoの意味と使い方|モノや動物にぴったり

意味とニュアンス

bonito(男性形) / bonita(女性形) は、「美しい」「きれいな」「かわいらしい」といった意味で使われます。

主に、モノ・風景・動物・子ども・服・芸術作品などに対して使うことが多く、**感覚的に「美的に整っていて魅力的」**というイメージです。

主な使用対象

  • 花や絵画などの美しいモノ
  • 子どもや赤ちゃん、動物などのかわいらしい存在
  • 服や装飾、部屋などの外見が整っているもの
  • 自然や風景の美しさ

例文でチェック

  • ¡Qué bonito es este cuadro!
     (この絵、なんて美しいの!)
  • Tienes una sonrisa muy bonita.
     (あなたの笑顔、すごく素敵ね。)
  • Ese perrito es muy bonito.
     (その子犬、とってもかわいい!)
  • ¡Qué bonita la playa!
     (このビーチ、きれいだね!)

注意点

  • 人にも使えますが、あくまで「かわいらしい」「素敵だね」という軽めの褒め言葉
  • 女性に対しては自然ですが、男性に対して使うと少し女性的な印象になることがあります。

guapoの意味と使い方|人に対して「イケメン」「美人」と言いたいならコレ!

意味とニュアンス

guapo(男性形) / guapa(女性形) は、主に人の外見的魅力に対して使う単語です。意味は「イケメン」「美人」「かっこいい」「きれい」など。

特にスペインでは、若い男女に日常的に使われる褒め言葉で、「あの子、イケてる!」というニュアンスがあります。

また、地域によっては「勇敢」「元気」「活発」などの意味も含まれることがあります。

主な使用対象

  • 若い男女の容姿(イケメン・美人)
  • 友人・恋人を褒めるとき
  • 親しみをこめた呼びかけ

例文でチェック

  • ¡Qué guapo estás hoy!
     (今日はすごくかっこいいね!)
  • Ella es muy guapa, ¿verdad?
     (彼女ってすごく美人だよね?)
  • ¡Hola, guapa! ¿Cómo estás?
     (やあ、かわい子ちゃん!元気?)← 親しい間柄で使う軽いフレーズ
  • Mi novio es muy guapo.
     (私の彼氏、めっちゃイケメンなの)

注意点

  • 主に人に使う単語。モノには基本的に使いません。
  • 親しみを込めた褒め言葉として、友達同士の呼びかけにも使われます。
  • 恋愛的なニュアンスも含まれることがあるので、ビジネスやフォーマルな場では注意。

bonitoとguapoの違いを比較表でチェック!

項目bonito / bonitaguapo / guapa
基本の意味かわいい、きれい、美しいイケメン、美人、かっこいい
主な対象モノ、動物、子ども、風景人(特に若い男女)
使用場面美しいものを褒めるとき見た目が魅力的な人を褒めるとき
ニュアンス柔らかく中性的、芸術的エネルギッシュで恋愛寄り
¡Qué bonita casa!¡Qué guapo eres!

bonitoとguapo、併用してもOK?

両方を一緒に使うことも可能です。

たとえば…

  • ¡Qué bonito y guapo eres!
     (なんてかわいくてかっこいいの!)
  • Tiene una voz bonita y una cara guapa.
     (声もきれいだし、顔も美しいね)

このように、見た目+雰囲気や他の魅力を一緒に伝える際に、2つの単語を組み合わせて使うこともできます。

地域差にも注意しよう(スペイン vs 中南米)

スペインではguapoはとても一般的で、友達同士でもよく使いますが、中南米では使いすぎると馴れ馴れしく感じられることもあるようです。

  • スペイン:¡Hola, guapa!(日常的・親しい表現)
  • 中南米(例:メキシコ):guapoはやや恋愛寄りの意味合いが強め

つまり、どの国のスペイン語かによって響きが違うことを覚えておくと安心です。

まとめ|「かわいい」は1つじゃない!TPOで使い分けよう

スペイン語の「かわいい」にはニュアンスの違いがたくさんあります。

  • bonitoは、モノ・風景・子ども・動物などを柔らかく「きれい・かわいい」と伝えたいときに。
  • guapoは、人(特に若い男女)に対して「かっこいい」「美人」と伝えるときに最適。
  • 場面や相手、文化圏によって使い分けるのがポイント!

最後に、実際にネイティブがどんな場面でどんな風に使うかを観察したり、スペイン語ドラマや映画で耳を慣らすのもおすすめです。

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